こんにちは。北海道滝川市でポーセリンアート教室をしております、居林奈未いばやしなみです。

2022年10月22日の夫の誕生日にKiKi Porcearts Salonキキポーセラーツサロンをオープン致しました 。

2023年はオーダー販売個数1000個以上! コラボで販売した転写紙は24時間で100枚以上! アールポーセベーシック・デカールコース15名卒業生! カメオアーテマスター20名卒業生!

現在は私のように趣味からはじめたお教室運営の初期活動サポートのコンサルも承っております。

正社員として働きながら始めたポーセリンアートのお教室業。

教室業を始めたことでたくさんの方のご縁をいただき、大切な生徒様、一緒に夢を語れる仲間、距離を超えたお友達もたくさんできて、なんの取り柄もない私の人生がこんな風になるなんて思ってもみませんでした。

「いつも前向き」「いつも楽しそう」「いつも行動している」

今の私を見てこんな風に言わせてくれる方が多くいます。

とても嬉しいことですが、何度も言います(笑)こんなに自分になれるなんてポーセリンアートに出会った時の私は1ミリも思ってもみませんでした。

今日は私のそんなストーリーをお話ししようと思います。

STORY

ストーリー

私の幼少期~学生時代

私の幼少期は人の中で話せない。伝えたいことがあっても「おおおおおお母さんここここここが欲しい」という言いたいことが緊張してうまくいく言葉にだせない子で、そんな私を小学校に入る前に言葉の教室に通わそうか悩んだそうです。

幼少期のそんな心配はすぐに解消され、小学生・中学生は男の子とも全力で喧嘩しちゃうようなおてんば娘でした。

高校にあがり自分のやりたいことも全くなくたまたま少し給料がよさそうで家から通えそうな会社を選び、現在の職場に就職しました。

就職・結婚・出産・職場復帰

社会人になって、接客業という道を選んだ私は自分が、人と話をするお客様のお買い物をサポートして喜んでもらう提案して、プラスワン販売をする。という販売というものに自分が向いているということに気がつきました。

仕事も順調に進む中、旦那と職場結婚して、翌年には息子が誕生し、生活はガラリと変わりました。息子は目に入れても痛くないほど可愛い♡だけど初めての子育て。

育児・家事・仕事の両立は本当に毎日が時間に追われてとにかく必死に毎日を生きていました。

やっと、生活に慣れてきたころ念願の二人目♡

仕事も産休・育休を取ってもらって娘が1歳半になる時に仕事復帰。

新人の頃のようにドキドキしながら社内の方たちに挨拶回りをしました。

待ち受けていた現実

挨拶をしたら一部の方の反応が冷たいすぐに気づきました。その予感は的中し、私は人生で初めてのいじめに遭いました。

あいさつしても無視。用事があっても近づくといなくなる。私から物を買わない方がいいとお客様に言う。

そんな心を痛める日が続き私の身体はだんだんということをきかなくなりました。朝起き上がることができない。無理に起きると天井が歪んで見える、吐き気がする。 妊娠もしていないのに母乳が止まらない 生理が1か月以上続くなどなど。。。完全に初めての経験にメンタルが崩壊してしまったのです。

そんな絶不調の時に出会ったのがポーセリンアート(ポーセラーツ)でした。

ポーセリンアートとの出会い

自分の人生にハンドメイドの【ハ】の字も出ないほど、全く無縁な私にとってポーセリンアートの世界はとてつもなく眩しくお教室の雰囲気先生の教え方完成されたお見本品そして作るのに欠かせない転写紙たち。

体験レッスンからすぐに虜になり迷いなくこの世界に入りたい!と資格コースの道へ。もちろんお教室をするなんてことはこれっぽっちも考えてません。ただただ、ポーセリンアートのデザイン構成や次の課題のことを考えるのがたのしみな毎日。

恩師 cocoASAHIKAWA MIKA先生
初めての作品

気が付くと、ちょっと前までいつも頭の中にあった「あー、今日も仕事嫌だな「」また無視されるのかな」というマイナスな考えばかりの毎日から「次、何作ろう」「この転写紙かわいい♡」「これ難しそうだけど挑戦したいな」っていう考えの方が多くなり好きなこと【趣味】があるってこんなに幸せなことなんだって変わった自分の変化に一番びっくりしました。

気持ちの変化

こんなに心を豊かにしてくれるハンドメイド。私もいつか、ポーセリンアートの楽しさを広めていけたらなぁと資格コースも終盤になると同時に自分がお教室をしている姿を思い描くようになりました。人生は一度きり。やりたいことやらなきゃと思い今まで触ったことのないSNSで調べてみたり作品UPしたりしましたが、お教室経営のノウハウ知識は0。

何から始めていいのかもわかりません。思い切ってとある起業塾に入りました。起業塾に入るとやらなくてはいけないことが山積み。

自分のこと以外にも起業講師が企画するイベントの宣伝と参加。気が付くと、自分のこともやらないとならない。

講師がとっさの思いつきで企画した行事の宣伝と参加もしないとならない。仕事もしないとならない。家事もしないとならない。完全なキャパオーバーになってました・・・。

その時はまだ気づいていないのですがキャパオーバーになっていたのは私だけではありませんでした。

家族の変化

ある日を境に、娘が学校に行きたがらなくなりました。理由を聞いても【別に】何が嫌だとかはない、ただただ行きたくない。私は典型的な鬼母でした。

ある日の朝。学校に行きたくない部屋に閉じるこもる娘に対して【行かないってなんなの?】【行かないとダメ!!】と、娘のパーソナルスペースでもある部屋のドアをドアごと取っ払い、泣きじゃくる娘の腕を引っ張り無理やり連れて行こうともしました。

理由もわからず(言わず)学校に行けなくなった娘の変化はそれだけにとどまりませんでした。

気が付くと日に日に床に髪の毛が落ちている量が多くなっていったのです。

初めは女性特有のホルモンバランスの乱れで抜け毛が多くなってるのだと思ってました。そんな風に思い始めていた矢先。

前髪をカットしてもらってる娘の姿を見るとたまたま頭皮が目に入りました。

パッと見てわかるくらい頭皮がむき出しになっていたのです。

またそれは円形脱毛症のようなつるんとした抜け方ではなかったのです。

どうやら彼女はストレスの捌け口に自分で自分の髪の毛を抜いて心を落ち着かせていたようです。

つまり“抜毛症”という心の病気です。

衝撃的な娘の姿を目の当たりにした私達夫婦の関係もまた悪化していきました。常にお互いがお互いを責め立てたり。息子も反抗期真っただ中での異様な家族の雰囲気に苛立ちを抑えられなくなり、常に家の中はギスギスした状態でした。

楽しいはずのクリスマスも息子が父親の上に馬乗りになり、今にも殴りかかる寸前までいくほどでした。

娘の心の健康を取り戻すためにたくさんの病院や施設に行きました。娘の心の健康を取り戻すためにたくさんの病院や施設に行きました。でも、効果はいまいち。そんな時に出会った抜毛症協会。

北海道から神戸にある協会まで毎月一回母と娘の二人旅が始まりました。

抜毛症協会では娘と私二人のカウンセリングを受けます。カウンセリングで学んだ受け入れること、認めてあげること、尊重してあげること。

とても為になるお話ばかりでした。そして1年間、月に一度2泊3日で過ごす親子二人旅の時間がはじまりました。

仲間の存在

娘との二人旅を毎月してると知ったポーセリンアートを通して出会った仲間が「せっかくだからみんなで会おうよ!」と提案してくれました。

日時を合わせ1泊2日の関西での大人の修学旅行です。

オンラインでは何度も会ってたお馴染みののメンバーと続々と再会大人になってこんなにもお腹の底から笑えて本当に感動するような時間をみんなで過ごすことができました。

一緒にいた娘も終始笑顔でいてくれました。

娘の変化

楽しい旅行関西から帰宅後娘に変化がありました。ちょうど学習発表会(学芸会)の時期だけど担当の先生から劇のナレーションとして声だけでも参加してみませんか?と言われたのです。

娘に話をしてみたら 出てみる!って♡ 約1年ぶりの登校です。 大人でもずっと行けていない場所に 足を踏み入れるのは放課後といえども とてつもない緊張が体を硬直させます。 娘も、ものすごく緊張していたと思います。

緊張を胸にしまい学校に一歩足を踏み入れた瞬間、私は一人とても感動したのを今でも覚えています。ナレーションレコーディングの帰りに娘に言われたんです。

「ママありがとう。ママが大阪でたくさんの先生たちと仲良くしてて、私も楽しくて嬉しくて。人と会うの嫌だな、怖いなって思ってたけど、ママの先生たちと会って人と会うことに対して“怖い”っていう感情が薄れて今日やってみよう!って思ったんだよね。だからママのおかげだわ」って。

もう帰りの車の中で大号泣です。趣味からはじめたポーセリンアートの世界が繋げた出会いから、こんなにも大切な仲間ができて、母親が楽しそうにしている姿が娘の心を動かせるんだって実感しました。

母として輝く姿

この出来事をきっかけに母として笑顔でいることの大切さを知り、私が笑顔でいれることって何だろう?ってもう一度原点に立ってみました。心が病んでるときに助けてくれたもの私に仲間を引き合わせてくれたもの私の人生を豊かにしたもの答えは一つでした。

私はポーセリンアートのことをしている時間が何より幸せなんです。そんな楽しくて幸せになれるハンドメイドをもっともっとたくさんの方にしってもらいたいと思ってそんな場所をつくっていこうと今、ポーセリンアート教室を主宰してます。

そして、ただ、技術を教えるお教室だけではなく、一人の女性が趣味を自分の特技としてほしい、更には自信をつけて欲しい母として妻として女性として生き生きと自信をもって楽しめる教室になるように。

今では社員として働きながら、レッスン稼働日6か月連続満員御礼!ヴォーグインストラクター転写紙コース・上絵の具・装飾コースに加え、オンラインでアールポーセ資格コースカメオアーテマスター資格コースを1年で40名輩出!今ではありがたいことに、お教室運営で思うように集客できなくて悩んでいる方から相談をうける機会が多くなりました。

たくさんの出会いに感謝してます。これハンドメイドの【ハ】の字すら考えたことのなかった私を180°変えてくれた、ポーセリンアートという世界。

新しいことに常に挑戦

相談を受ける中で、私のように起業塾選びで失敗して自分を削って頑張る!ではなく、自分のやっていることの楽しさを知っていただく発信集客に特化したやり方、そして、寄り添うことで安心したサポートを受けれるような場所があれば安心してお教室運営をやっていけるのではないかと、お教室初期活動さま向けのコンサル教室を開講しました。

2024年6月現在まだひよこ講師ですが、すでに講座生様より
「毎月売上平均10万円が30万円になりました!」
「前回マルシェ0人が言われた通りにやって13名ワークショップにご参加いただきました。」
と毎日嬉しいご報告をいただいております。

現在は25年勤めた会社を辞めて家族や生徒様、仲間との大切な時間を全力で楽しんでいます。

何にも縛られずに好きなことで生きていく一度しかない人生を後悔したくないからもし、最後までよんでくれた方の中に私のように自分を輝かせてくれる趣味から自信をつけて輝きたい!!という想いのある方がいれば、私は全力で応援したいです。

不器用代表な私でもできた”ポーセリンアート”の世界であなただけが作れるあなたらしい食器とお教室を一緒につくりませんか?

ACCESS

北海道滝川市の自宅教室です。詳細はご予約時にお知らせいたします。